アソシエーション的建築
ひとつの建設会社に一括で施工を委託するのではなく、個々の専門技術を持った様々な職人達を束ねることで、自前に施工チームを編成した。一つひとつの物のつくり方を問い直し、さらに異なる物づくりの回路と接続させることで、新しい制作の地平を開くことに主眼を置いている。このような設計思想は、人々の眼差しが生産の結果としての「製品」にしか注がれず、生産の過程や技術がブラックボックス化し、物づくりの可能性が狭められてしまっている現代に対する批評的態度でもある。
この建築では、「西陣織」とFRPの最先端技術を接合することによってつくられた、光を透過する西陣織FRPガラス「NISHIJIN reflected」をはじめ、「西陣織」から左官、鍛治、箔貼り、ウィルトンカーペット、表具、家具に至るまで、多様な工芸技術がつながり合い、ひとつの場において連帯している。




































